エンジニアになりたい

立派なエンジニアに憧れるへっぽこエンジニアのメモ書き

第1回スポーツIT勉強会 メモ

勉強会のメモです。本当にメモ程度です。

日時:8月22日
場所:国立スポーツ科学センター

JISS(国立スポーツ科学センター)について

開催の背景

  • スポーツITでは、新技術開発が必要になる場面が多い
  • 新技術開発では複数で協力した方がいい
  • 今までそういう場がなかった
  • ねらい
    • 情報提供
    • 情報共有
    • コミュニティ生成

テーマ

  • スポーツITとは何か
  • スポーツITの地図作り

スポーツIT はじめの一歩

  • 講演者: 伊藤浩志さん

競技現場のニーズ

  • パフォーマンスの最適化
    • 動作の客観的評価
    • 戦術の定量的評価
  • トレーニングの最適化
    • トレーニングの内容、効果の評価
    • コンディション
  • コーチングの最適化
    • 情報提供
    • アカデミー支援(コーチ養成)

パフォーマンスの最適化

  • シンクロの動画のフィードバックからはじまる(2001年)
  • 映像フィードバックの進化
    • テープからRAMへのデジタル化
    • ネットワーク: カメラでとってタブレットに転送(それまではカメラの小さい画面でみていた)
    • 映像配信 : サーバに飛ばして複数でみる
  • 映像のアーカイブ
    • MediaEdge with JISS製検索システム
    • SMARTシステム JISS製
  • スポーツ映像の再生
    • スロー再生、コマ再生、区間リピート、マルチ画面
    • JISS製 映像再生アプリケーション
      • SMART edge
      • BOOST /video
      • Dual Player
  • スポーツ映像のメタデータ(検索に使用)
    • 現在はスポーツ用のメタデータのフォーマットがほぼない(音楽ではある)
    • Key-Valueストア
    • 映像情報
    • シーン情報
    • ローカル環境ではID3タグ(ID3v2)の活用 (iTunesで分けてくれたりする)
      アーティストというカテゴリに選手名をいれたり
    • NASに保存した映像のメタデータを解析して、検索できるようなシステムにメタデータを使用している
  • 映像分析によるパフォーマンスの定量化
    • パフォーマンスを数値化する
    • 作業コストが高い
    • 座標を読み取りのツールコストも高い
  • センサーによるパフォーマンスの定量化
    • 動作計測のためのモーションセンサー
    • 位置/高度/速度計測 GPS受信機

ITとトレーニングの最適化

  • 50M走を万歩計で計っても歩数はずれる
  • Webによるコンディション情報の共有
    • 収集コストの低減
    • 遠隔管理
    • Meal Diary(食事管理:写真をとって栄養士がみる) JISS module
      • 栄養士は写真をみれば塩の量とかまでわかるらしい
  • Web情報の自動収集
    • 気象データ(セーリング)
      • 風の予想とか
    • リザルト(バレーボール、スピードスケート)
      • 過去数年のサイトに公開されている情報を収集
    • 現状は完全カスタマイズで作成している
    • JISS CMSを開発中

まとめ

  • スポーツにおけるIT利用のスパイラル
    • 利用、応用、制作、新技術
  • 製品化されているものをまず使う
  • 他の製品と組み合わせる
  • ニーズを満たすものを作成
  • 新技術がでる

  • 応用開発: 競技現場への直接的貢献

    • IOT (バスケットボールにチップが入っていたり)
    • M to M
    • ウェアラブル
  • 研究開発: スポーツITの基盤強化

  • 動画配信系の技術の話

    • 動画データベース、タグ付けと検索、トリック再生、圧縮技術、ライブ動画配信
  • 計測技術
  • 解析技術
  • 運用技術